心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁98に、『今まで眠っていた遺伝子がオンになる時がある。
それは、日常とは違う衝撃的な出来事が起きたり、追い込まれたり、窮地に立った時などに現れる場合が多い。
病気になった時、死の淵をさまよった時、事業に失敗した時など、一見悪いと思われる出来事が起こった時こそ、意識次元がポーンと上がるチャンスなのである。
例えば、病気になって周囲の人の温かさや愛がわかったとなったら、遺伝子がオンになって、あなたの中の深いところから愛と感謝があふれ出てくるという例は少なくない。
死の淵をさまようぐらいの体験をしたら、日常レベルでは気づかない気づき、すなわち遺伝子がオンになりやすい。
遺伝子オンとは、命を生きる、子孫を残す、というような、人間のもつ本来の働きのスイッチが入るということである。
そうなると、今までと見える景色が違ったり、自分に訪れている現象の意味が解釈できるようになるのである。』とある。
一見悪いと思われる出来事が起こった時こそ、意識次元がポーンと上がるチャンスなのだね。
意識次元が上がると、物事の捉え方が変わり、今までと見える景色が違ってくる。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていて、その偽我の自分をベースに発想していては、狭い範囲でしか物事を捉えることができない。
目先でしか捉えることができなく、目の前の現象に振り回されることになる。
偽我の自分ではなくて、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向けることで、全体から物事を捉えることができる。
目の前の現象に対しても、適切に解釈して対応することができるね。
例えば、目の前に嫌な人が現れたら、それは自分の中に何か囚われていることを教えてくれている、有難い存在なのだと思えてきたりする。
嫌な思いが膨らむのではなく、自分の成長につながる解釈が瞬時にできるようになる。
今日も本当の自分に意識を向け続ける。
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