認めると変化はさらに大きくなる

心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁42『真我は頭で考えても理解できない世界である。

 

同じく、私たちの抱えている業やカルマ、一般的にいう心も目に見えないものである。

 

自分の心でありながら、そこに何が詰まっているのかがわからない。

 

真我に目覚めても、何がどう変化したのかわかないと戸惑う人もいる。

 

変化をどのように五感でとらえていくかというと、目の前に起こる現象面の変化を見るのである。

 

私たちに起きる現象はすべて心が原因であるから、心が変われば現象も変わる。

 

体の中にポリープがあったとしても、自分では気づかない。

 

栄養面が改善されたり、薬を飲むなどして、そのポリープが消えたとしても、やはり自分ではわからない。

 

しかし、以前より体調が良くなって日常生活が楽になったとしたら、そのころをみとめることはできる。

 

心の世界も同じで、自分の心に何が入っているかをわかなくても、真我の目覚めで心が変わる。

 

心が変わると、起きる現象が変わるので、そこを見て認めるのである。

 

どんな小さなことでも、見つけて認めていくのである。

 

現象面に表れるまでには時間差がある場合もあるが、認めると変化はさらに大きくなっていく。』とある。

 

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起きる現象はすべて心が原因であるから、心が変われば現象も変わるのだね。

 

心の状態が原因で現象面が結果なのに、現象面に振り回されてしまうのは、5感による影響が強いから過去の記憶に基づき反応してしまう。

 

心の中が想念や妄想で混乱していると、その反応が収まらない。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることで、心の中の想念や妄想を静めていく。

 

そうすることで、現象面への反応が収まり、心の中が澄み切ってくることで、心の状態を把握できるようになってくる。

 

現象面に過剰に反応してしまうのは、何かに囚われていることだと分かってくる。

 

それは良いことであっても、同じなのだね。

 

さらには、良いことも悪ことも無いことに気づくことができる。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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図解 神のメッセージ3