心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ2」の頁18『世界は、外に起きている現象面(外界)と、その現象面に反応している心(内界)がある。
この宇宙のシステムは、必ず、原因と結果の法則が働いていて、それは、針の穴のような、どんなに小さなことであっても、原因の無い結果はありえない。
私たちがよく言う「運が良い」「運が悪い」というのにも、原因があるのである。
そういった、私たちの現象面(外界)を作り出している原因が、私たちの心である。
現象面を幸せと捉えるのも、不幸せと捉えるのも、現象面(外界)に反する内界、つまり私たちの心が決めることであり、また、その心が現象面に反映されるのである。
私たちの運命という結果の原因である心。その一番奥にある「真我」が外界に反映され、また外界を「真我」からみたときに、まさにそこにはユートピアが展開されるのである。』とある。
現象面を幸せと捉えるのも、不幸せと捉えるのも、現象面(外界)に反する内界、つまり私たちの心が決めることであり、また、その心が現象面に反映されるのだね。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、現象面の中で現象面を何とかしようとする発想、結果でもって結果を何とかしようとする発想から抜け出すことができない。
その発想をずっーと、続けることになってしまう。
これでは、現象面に振り回される生き方となる。
原因と結果の法則を、頭で理解しただけでは、現象面に振り回される生き方を変えることはできないね。
その生き方を変えるには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の妄想や想念が静まって、心の中が澄み切ってくると、現象面が素晴らしくなってくる。
そこからの気づきで、本当に原因と結果の法則が働いることを、心の底から認めることができると、現象面に振り回される生き方にはならなくなる。
真我に意識を向けると、自然に体の中が溶け出し、歪みが解消されバランス良くなっていくけど、その溶け出したことに意識が向いてしまうと、原因ではなく結果に意識を向けることになり、体の中が溶け出す感覚が止まってしまう。
体の中を溶かそうとすると、体の中は溶け出さず、真我に意識を向けると、自然に体の中が溶け出すことで、本当に原因と結果の法則が働いることが理解できる。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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