心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁124『真理の受け止め方の四つ目は、真理という知識の中に自分の価値観を入れてしまうパターンである。
真理を言葉や知識として学んで、自分なりの真理という価値観を基調としたうえで、他の良いと思われる知識や考え方を、都合良く混在していくのである。
真理は、知識の入力、いわゆるインプットではなく、自身の中からのアウトプットであるから、真理を頭で学ぶことはできない。
真理は、ノウハウでも、何かの手段でもない。にもかかわらず、真理を一つの考え方として捉え、他にもよさそうなものがあれば、それも取り入れていくのである。
一見、真理を語っているように見えて、実は、頭の世界だけの話なのである。
学びの世界と同様、知識の中にない出来事に遭遇した場合には、対応ができない。
真理は、知識の入力、いわゆるインプットではなく、自身の中からのアウトプットであるから、真理を頭で学ぶことはできないのだね。
自分が自分だと思い込んでいる自分(偽我)に意識が向いていると、インプットされたものに囚われているので、インプットを重視して、さらに様々なものをインプットすることになる。
あまりにもインプットに囚われてしまうと、自分や相手を裁く基準が増え、とても重苦しくなり、引きこもってしまうことになる。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄み切ってくる。
混乱によるエネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在ることで、本当に自分や相手を認めることができ、目の前の現象にフラットな状態で対応することができ、一瞬、一瞬の判断が適切となり、上手くいくようになっていく。
人生は一瞬、一瞬の判断の連続なので、素晴らしい人生が送れるようになっていくのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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