夢から目覚め本当の自分で生きる

心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ」の頁110『仮相とは、夢の世界である。実相とは、夢から目覚めた世界である。

 

実相とは、神の世界であり、神に目覚めていなければ、人は仮相の世界で寝ていると言えるのである。

 

人は怖い夢を見ると、寝汗をかいたり、うなされたり、金縛りにあったりする。

 

しかし、目が覚めると、何もなかったことに気づく。それでもまだ、汗をかき、心臓は脈打っているのだ。

 

たとえ起きていても、持ち越し苦労や取り越し苦労をしている。

 

人は、起きていながら寝ているとも言えるのだ。

 

真我に目覚めたら、一瞬にして、実相の世界に生きることができるのである。』とある。

 

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持ち越し苦労や取り越し苦労をしている人は、起きていながら寝ているとも言えるのだね。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、持ち越し苦労や取り越し苦労が生じて、悩みや苦しみの多い生き方になってしまう。

 

過去の記憶に囚われて、今に生きることができない。

 

自分や相手を裁くことになり、エネルギーを消耗することで、視野が狭く物事を偏って捉えてしまい、上手くいかない重苦しさがいつまでも続くことになる。

 

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。

 

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄み切ってくる。

 

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてくると、もともと豊かな自分に気づくことができる。

 

偽我の自分に意識が向いていることで、問題が生じて、その問題の答えが得られたとしても、偽我の自分で在る限り、その答えは問題であり、本当の答えではない。

 

本当の答えは、真我の自分で生きることなのだね。

 

「問題、問題、問題・・・」:偽我の自分、「答え、答え、答え・・・」:真我の自分になる。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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