「心の貧しい人々は、幸いである。」との言葉があるように、心は貧しい方が良い。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、心を豊かにしてしまう。
心の中をいろいろな思いで一杯にしてしまうと、どんどんエネルギーを消耗して、気分を悪くすることにつながる。
視野が狭くなり物事を偏って捉えてしまうので、何をやっても上手くいかなくなり、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中が想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
この混乱が無くなると、エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、気分が素晴らしく良くなってくる。
心は豊かだと気分が悪くなり、心が貧しいと気分が良くなる。
心に振り回されるのではなく、心をコントロールできるようになると、心を使わず動かさないことで、エネルギーの高まりを感じることができる。
それによって、心を動かすことで、気疲れとなり、物凄くエネルギーを消耗させていたことに気づくことができる。
心を豊かにするのではなく、気分良く生きるには、心を貧しくすることなのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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