真理についてドアを叩く:頁238〜245

ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」頁238〜245に、『人は欲望によって、どうでもいい感覚の喜びを探しあぐね、心を喜ばせるものを探して無駄に時間を過ごしています。

 

真理についてドアを叩き、探し求めていくことが大切なのです。』とある。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、心の中が混乱してエネルギーを消耗し続ける。

 

そのため、心の奥底がエネルギー不足となっていて、その不足感を解消するために、自分の外側への欲望が生じる。

 

その欲望はたとえ叶えられても、心の奥底の不足感は解消されることは無いので、また新たな欲望が生じて、いつまでも本当の幸せになることなく、欲望を追い求め続けることになる。

 

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。

 

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

 

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてくる。

 

もともと豊かな自分に気づくことができ、豊かな自分で在り続けることで、自分の外側への欲望は解消されて、目の前の現象に振り回されなくなる。

 

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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