本来の生命力の存在

ヨグマタ相川圭子著 サマディ 頁36に、『欲望に翻弄され、心の働きがエネルギーを消耗しつくしているのです。

 

心のストレスが心や体のいろいろなところを詰まらせています。

 

それは、心のレベルに生きているので、どうすることもできないことです。

 

例えば、本来の自分の腕には、本来の生命力はないのてす。

 

肉体は物質ではありません。

 

生きていることの奥には、それを生かしめている生命力の存在があります。』とある。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、自分は自分で生きているとの思いが強くなり、自分や相手を裁き続けて、エネルギーを消耗してしまう。

 

視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

 

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。

 

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

 

自分の内側がエネルギーで満ちてきて、自分は自分で生きているのではなく、このエネルギーで自分は宇宙に生かしていただいていると思えてくる。

 

本当の自分(真我)に意識を向けることで、自分の体の歪みが元に戻っていくプロセスを経験し続けると、頭の理解ではなく、体を通した体験として、本来の生命力の存在に気づかされる。

 

自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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サマディ: 永遠の存在との出会い

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