ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁100に、『人は束の間の喜びに執着します。
感覚の執着、心の執着で、それからの快感を繰り返しています。
心の喜びや体の満足、感覚の喜びを追求して、それを得る、そのことを繰り返しています。
それは連綿と続きます。
生きて、欲望と戦い、死に、また生き、また死ぬという、輪廻を繰り返していっています。
その人生はあたかもグルグル回って欲望を満たし、その欲望が満ちないまま死に、また生まれてきても同じことを繰り返している、車輪のような人生です。
人は、たとえ死んでも、人を翻弄するこのカルマからは逃れなれないのです。
そして心の戸体の苦しみを背負い続けていきます。
また何かの加減で運良く成功して喜んだとしても、それも、本当の自分をいまだに知らない人生です。
そして本当の自由を得られないまま一生を終えていくのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまう。
執着が偽我の自分で無ければ、自分の外側の特定の誰か(例えば、何かの先生とか)に執着して、そのことが良いと思い込んでしまって、その誰かに依存し、その誰かに振り回され続けることになる。
視野が狭く、物事を偏って捉えてしまうので、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 今を生きるための、ヨガと仏陀とキリストの教え [ ヨグマタ相川圭子 ]
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