将棋の羽生名人の記事を読んで、思ったこと。
「感想戦(対局後に相手と一緒に行なう反省・検討のこと)で正確に再現したり、棋譜を覚えたりできるのは、一手一手で記憶するのではなく、一連の手順や流れで理解しているからです。好きな歌のサビを口ずさめば、自然とその先の歌詞が出てくるのと同じです」
将棋の中に人生を感じた。
ノウハウマニアみたいに、◯◯◯の場合は✕✕✕だ、△△△の場合は◇◇◇だと言うような発想は、過去の記憶に基づく判断で、頭の発想。
このやり方で、判断の精度が高ければ良いのであるが・・・
この世の中は、無常である。
5感で捉えて、◯◯◯の場合と同じだと思っても、同じではないのだ。
だから、前提条件が変化しているにもかかわらず、過去の上手くいった判断をしても、上手くいかなかったりするのだ。
同じだと思えている「部分」を見て判断していると言える。
真我の発想は、誰の中にも内在する究極の全体意識からのものなので、「全体」を見て判断している。
だから、矛盾が無く間違えようがなく、上手くいって当たり前なのだ。
佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁40で、「・・・真我の発想は、このような場合はこれという決まった答えはない。・・・」と言うようように、瞬間瞬間で最適な判断ができるのだ。
「生きる」とは、「無数の判断をしている行為」と捉えると、真我の発想であれば、素晴らしく生きることができるね。
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