「真我の実践」を唱える時の注意点について、心の学校 月刊ニュースレターのVol.149に、『・・・願望を達成するために唱えても、望むような効果を得ることは難しい、ということをまず理解しておいてください。
願望とは、まさに業を働かせる要因となり、むしろ真我が顕れることを邪魔してしまうからです。
「真我の実践」を唱えるときには、その行為にあまり意味付けをしたり、唱えることによって「こうなろう」「ああなろう」ということを考えるのではなく、邪念を入れず淡々と「真我の実践」という言葉そのものの響きだけを唱えるようにしていってください。
ただひたすら、あなたの中にある完全で完璧な素晴らしい「真我」に対して、「真我の実践」という言葉を唱える・・・・・・そのことだけに集中してください。』とある。
「こうなろう」「ああなろう」ということを考えることは、自分が思っている自分(偽我)の中の基準があって、その基準に対して判断していることだね。
これは、自分の意識を自分、自分、自分という個体に向けていることになる。
「真我の実践」を唱えて、自分の意識を全体に向けているのに、「こうなろう」「ああなろう」ということを考えて、自分の意識を個体に向けてしまう。
これでは、自分の意識が、拡大 → 収縮 → 拡大 → 収縮 → 拡大 → 収縮・・・というように、伸び縮みのストレッチ体操をしているみたになる。
だから、自分の意識を全体に向けるには、ただただ淡々と唱えることが重要だね。
誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)にフォーカスし続ける。
今日も「真我の実践」を唱え続ける。
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