心の学校 佐藤学長の「生命の覚醒」の頁24~25に、『・・・「人間は神そのものであり、愛そのものであり、完全で調和された存在である」今まで聖人といわれた人たちは、共通してこのように教えてきました。
では、本当にその真我に出会って、真我の生き方をしている人が、世の中にどれくらいいるのでしょうか。
偽の自分で生きて、死ぬときにやっと本当の自分に目覚めたというのでは、もう遅いのではないでしょうか。
できるならば、一刻も早く「私はこのために生まれてきたんだ」ということを悟って、その生き方をすることです。
私たちは、「人間は神であり、愛であり、光だ」ということを頭で理解しても、何もなりません。
何もならないどことか、頭だけでそういうことを理解すると、一番救いにくい人間になってしまう可能性すらあるのです。
私は今まで、何千人という人たちをこの目で一人一人見てきましたが、最も真我に目覚めにくい人は、「私はもう知っている」と思い込んでいる人なのです。・・・
本当の命そのものは、頭でわかったとしても、本当にはわからないのです。
頭でわかったというのは、わかったうちに入らないのです。
頭でわかるのではなく、本当の自分を体感し、体得し、体現してくのです。
本当の自分に目覚めたら、顔つきも変わり、言葉も変わり、態度も変わり、出会う人も友達も、何もかもが全部変わります、そうなって初めて、ああ、わかってきな、ということになるのです。・・・』とある。
最も真我に目覚めにくい人は、「私はもう知っている」と思い込んでいる人なのだね。
頭での理解は、物事を固定化して捉えるので、真我は無限なのだけど、有限なものとして、自分の真我として捉えてしまうのだね。
私も長年、真我を自分なりのものとして、思い込んでしまっていた。
その思い込みが外れたのは、精神的な八方塞がりで、自分にとって最悪の状況がきっかけで、自分の人生で最大の気づきを得られた。
それによって、自分の意識が個体に向かうと不調和となり、悩みや苦しみとしてのメッセージが来るのだと腑に落ちた。
逆に、自分の意識が全体に向かうと調和していくので、それを後押しするような状況になるね。
だから、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我、満月、まんまる)に、意識を向け続ける。
今日も「真我の実践」を唱え続ける。
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