心の学校 佐藤学長の「生命の覚醒」の頁232~233に、『・・・世の中には大きく分けて、唯物主義と唯心主義の人がいます。
唯物主義とは、お金やモノを得るために心を変える人のことです。
お金を手に入れるためには、極端にいえば、カレーに砒素を入れてもいいというタイプです。
こういう人は、バブルのような時代はわかりませんが、今のようなより本物を求める時代になると、段々まわりから浮いてきてしまいます。
これからの時代は、唯心主義の人の時代です。
こういう人は、自分の心を変え、心を成長させることが一番で、心を変えた結果、お金でもモノでもあとから生み出していくというタイプです。
唯心主義の人を、さらに二つのタイプに分けることができます。
一つは、観念の人です。
頭で全部、解決しようとする人たちです。
しかし、心と頭とは違うのです。
心で感じるのであって、頭で感じるのではないのです。
頭の観念だけでは、人間関係はなかなか通用しません。
表面的にはうまくいっても、本当に通じ合える関係にはならないのです。
もう一つは、真我の人です。
愛そのものの本当の自分に目覚め、本当の自分で生きる人です。
これからは、真我の人の時代になることでしょう。
自分のエゴで行動するか、愛で行動するかは全く違います。
医者が儲けるためにやるか、患者さんを本当に治すためにやるか、大きく違います、観念の人は、頭に知識を入れて、それを元に考えますから、知識の豊富な人を立派な人だと思ってしまう傾向があります。
ですから、どうしても物質的になってします可能性があるのです。・・・』とある。
昨日、心の動きを、常に俯瞰して見つめている自分がいるのは、瞑想をするようになってからだなと気づいた。
ヨグマタジの瞑想の本に、「瞑想は、心の動きと自分とを切り離すことができる唯一の方法である。」とあった。
心の動きを見つめて、できる限り揺れ動かさないようにすることで、自分のエネルギーが消耗しなくなるね。
観念の人は、頭の世界に生きているので、心に振り回され、エネルギーを消耗するので疲れる。
真我の人は、心と体にエネルギーを与え生かして頂いている真我で生きているので、疲れることはなく、喜びの中で生きることができるね。
観念の人ではなく、真我の人として生きるには、どうしたら良いだろうか?
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我、満月、まんまる)に意識を向け続けることだね。
誰もができないぐらい、本当の自分(真我、満月、まんまる)に意識を向け続けることで、愛そのもののエネルギーが湧き上がってくるね。
今日も「真我の実践」を唱え続ける。
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