原因と結果の法則から施していく

心の学校佐藤学長の「図解神のメッセージ3」の頁100『医療の世界では、疾患のある部位によって、専門の医師や科が分かれている。

しかし、体はつながっており、目も耳も肺も胃腸も、更には心も、体として一つ、命として一つなのである。

それを分離して、その部位だけで考えようとするのは、人間の考えにほかならない。

頭痛がするからと言って鎮痛剤を飲んでも、問題は別のところにあるかもしれないのだ。

肩こりかもしれないし、内蔵のどこかに疾患があるかもしれない。

つながっているという自然の摂理からではなく、物としての分離から見ていては時間がかかるし、的外れのことをやってしまう可能性があるのだ。

目には見えない心についても、人間は投薬で治療をするということをやってしまう。

心の状態が現象として体に現れるという、原因と結果の法則から施していけば、打つ手は的確になり、病気は治療するのである。』とある。

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心の状態が現象として体に現れるという、原因と結果の法則から施していけば、打つ手は的確になり、病気は治療するのだね。

目に見える結果ばかりに振り回されるのではなく、その結果によって原因を探っていく。

嫌な景色ばかりを見続けているのなら、心の状態がそのようであり、良い景色を見たければ、心の状態を良くすればいいね。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、心の中の想念や妄想による混乱が、当たり前として、そのことに慣れてしまっていて、異常とは思えなくなっている。

偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まって、心の中が澄み切ってくると、それまでの混乱が異常だったのだと気づくことができる。

周りの状況が変わっていなくても、目の前の景色が素晴らしく見えてくるね。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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