意識の世界では最悪が最高

心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ2」の頁94『もし、あなたが「今の自分はもう嫌だ!」「こんな生活もう散々だ!」と現状に対して不満だらけだとしたら、あなたは意識を向上させていく上で、最高の状態と言える。

 

現状に満足していたら、「もう、こんなところはその世界から抜け出ることが難しいだろう。

 

ここが刑務所だとして、「もう、こんなところは嫌だ!!」と思っている人がいる。

 

もう一方で「刑務所も捨てものじゃないな。食事も出るし、なかな心地良いところだ・・・」という受刑者もいる。

 

この場合、刑務所からいち早く抜け出る可能性が高いのはどちらだろうか?

 

「こんな思いは二度と嫌だ!」と、しっかりまじめに務めたほうが早く出られるであろう。

 

現実面が最悪なのは、意識の世界から見ると、最高の状態ともいえるのである。』とある。

 

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現状に対して不満だらけだとしたら、意識を向上させていく上で、最高の状態と言えるのだね。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていて、悩みや苦しみが生じても、それなりに対応しながら、偽我の自分を妥協して受け入れて生きることは、意識が向上しない。

 

偽我の自分を捨てたくなる程の最悪な状態になることで、真剣に本当の自分(真我)に意識を向けることができる。

 

誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることで、それをやり続けることで、その結果として、偽我の自分が薄れていく。

 

以前なら生じていた悩みや苦しみが、無くなるのだね。

 

重苦しい日々が、軽やかな生き方に変わっていく。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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神のメッセージ〈2〉