自分を大切に尊敬をもって生きる

ヨグマタ相川圭子著宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」頁134に、『人はもっと自分を大切に、尊敬をもって生きていく必要があります。

また、生まれてから、生き続ける中で、どこか心身の調子が悪かったり、バランスが崩れたり、機能が良くなかったり、衰えていたりして、自分の心身を十分に使いこなすことができずに、そうした体験が積み重なっていき、自分自身に対して感謝が足りず、不平不満を言って、諦めた気持ちで自分を愛さずに生きているかもしれません。

さまざまな角度から気づき、自分を許し、理解し、愛していきましょう。

気づきを深め、無知の人、愚かな人から脱していきます。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまう。

視野が狭く、物事を偏っと捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなる。

悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

自分の外側にではなく、内側にこそ価値があると思えてくると、自然に目の前の現象に振り回されなくなってくる。

絶えず変化している目に見える世界において、マイナスの強い思いやプラスの強い思いが沸き上がってきたとしたら、自分が何かに執着していると解釈して、より深く自分自身を知っていく。

自分の外側のものや誰かにではなく、自分の内側の真理を知っていくことにこそ価値があるのだね。

500年後や1000年後には確実に変化してしまっているものや誰かに、囚われるのではなく、変化しないものに気づいていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。