ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁156に、『仏陀は言いました。
「目覚めなさい。汝の中に、永遠の人を捜し求めよ」と。
ここでもう少し「永遠の人」とはどういうことなのか、考えていきましょう。
それは「変化しない存在」のことです。
そこへ到達するのがサマディであり、それによって「永遠の人」と一体となります。
「永遠の人」とは、あなたをずっと見守っている存在です。
それは魂、アートマンです。真我、存在、ビーイングといいます。
さらには、至高なる存在、創造の源の存在、神、仏教的には、仏といい、さらに大きな仏を根本仏ともいいます。
悟れる魂は仏陀です。
シッダーマスターです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなる。
悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてくる。
自分は自分で生きているのではなく、このエネルギーによって、宇宙に生かしていただいていると、思えてくると、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになってくる。
何事にも上手くいくようになって、悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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