ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁203に、『すべてを潤し、生かしめる、根源の生命力があります。
そして、すべてを癒し、やさしく包み、安らがせる無限の愛があります。
すべてを理解し、クリエイティブにつくり出す知恵があります。
そして、その恵みを得るには、体と心のある小さな宇宙である自分の中にあって、すべてを生み出し、生かしめている源の存在に出会っていき、その絆を太くしていき、やがてその存在に還っていきます。
仏陀はこれから自分がいなくなった後、人々が幸せにこの世界を生きるために、この言葉を伝えられました。
自らを島とし、自らを頼りにし、他人を頼りとせず、法を島として、法をよりどころにしなさいと。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまう。
視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、執着していたものが外れていき、目の前の現象に振り回されることなく、楽に生きることができるようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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