ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁216に、『もし修行をして、心理を知れば、平和の尊さを実感し、大きな宇宙的愛が満ちていく社会が大切であるとわかります。
許し合い、尊敬し合う社会、そうした社会が平和をつくっていきます。
心が平和で、愛に満たされたる。これが最高の幸せです。
その愛は、エゴのない、相手の幸せを願う愛です。
真理を知れば、宇宙的愛に満たされるのです。
そうではない心の世界のレベルでは、常に比較があり、優劣、強弱があり、人は、不安と恐れの中で生きていきます。
人の本質は平和で在り、宇宙的愛です。
イエスはこうした愛の真理に気づいたのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギー満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、目の前の現象に振り回されることなく、物や人に依存すくことがなく、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていく。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていくのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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