ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」頁234に、『それは、心をあまり使うなということです。
「先のことを心配せずに、今日一日を一生懸命生きなさい。
神を愛し、神の恵みを受けなさい、神があなたを内側から、愛とパワーと知恵で満たすことでしょう。
それが美しく飾ってくれるということです。
今を生きるのです。
明日はまた明日のことを考えればいいのです。
そんなにいろいろできないことを心配しても疲れるだけ、仕方がないことなのですよ」と。
体も心も時間の中に生き、刻々と変化して歳をとっていきます。
ヒマラヤの秘教は永遠の命を得ていく修行です。
永遠の変化をしない本当の自分に還っていきます。
そのことを知っていくことが、悟りへの道です。
それを体験することで、心を使いながらも、心を使いながらも、心に振り回されずに、心に使われない生き方になっていきます。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまう。
何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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