ヨグマタ 相川圭子 著 シッダーマスターが示す悟りへの道 頁132に、『心身、魂の浄化を積極的に速やかに行い、整えてくれる方法があります。
ヒマラヤ秘教のアヌグラハヒマラヤサマディプログラムです。シッダーマスターのアヌグラハをいただき、カルマを浄め、一気に調和をはかり、内側を目覚めさせ、サマディの扉を開きます。
サマディ瞑想は、内側のバランスを崩している心の悩みや問題のかたまりを解いて、悟ることがを可能にするのです。
瞑想をすすめていくことで、自己が安定し、自分の思いは実現します。
自分が幸せになり、まわりも幸せになる、それが自分のエゴを超えたレベルからのメッセージとなったとき、私たちはやがて、思いだけでつながるようになります。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。
悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
サマディ瞑想(マントラ瞑想)でのマントラによる音は、エネルギーであり、そのバイブレーションが心や体を変容(姿や形が変わること)させるとある。
実際に、体の中のエネルギーが滞った個所が、マントラの音で、溶けていくことを体験すると、人知を超えたもので自分は生かしていただいているのだと、頭の理解を超えて、思わざるを得なくなってしまう。
だからこそ、サマディ瞑想(マントラ瞑想)は、自然で科学的な方法なのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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