進化した人になっていく

ヨグマタ相川圭子著シッダーマスターが示す悟りへの道頁212に、『感情にはポジティブな感情とネガティブな感情があります。

心と体にとって、良いものと悪いもの、両方があります。怒るのは敵から自分を守るためであり、自分を失うから泣くのです。

動物でも自分の赤ちゃんが死んだら、悲しいという感情が出てきます。

イライラするのも、自分がどっちつかずでいるときに、中途半端にエネルギーが流れるために起こる現象です。

思いが決まらないとか、許せないなどの理由でエネルギーが揺れているのを、イライラという感情として教えてくれているのです。

ですから、これらの感情や心の動きに気づいて、自分の心と体を理解し、それを超えていくことが必要です。

そうした歩みが、進化した人になっていくということなのです。

自分の中のしくみを知り、それをコントロールできる人になる、心理を知る道。

それを歩むのは信頼の力であり、そうすることができるのは、人間だけに与えられた力です。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまう。

何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

いつもありがとうございます。(^^)
応援クリックよろしくお願いいたします。
Ctrlキーを押しながら2つクリックしてね。