心を浄化し気づきを進める

ヨグマタ 相川圭子 著 シッダーマスターが示す悟りへの道 頁223に、『気づきをすすめていくと、真理がわかっていきます。

 

気づきとは、あるがままの自分でいればよいということです。

 

どこにも行く必要がありません。ただ今にいればよいのです。

 

今の自分をジャッジすることなく受け入れ、あるがままいればよいのです。

 

たったそれだけのことなのに、それがとても難しい。

 

魂は心に覆いつくされ、私たちは自分を体、あるいは心だと思い込んでいるからです。

 

過去生からずっと心を使い、心が強くなり、心は常にあちらこちらと、ときを隔てて揺れ動き、人はそれに翻弄されています。

 

先のことを心配したり、過去のことにとらわれたりするたびに、エネルギーがそちらの方向に引っ張られていってしまいます。

 

もしあなたが純粋の心なら、その心に翻弄されずに気づいていくことができるでしょう。

 

心が浄化されると、気づきが自然に起こります。

 

心を浄化し、気づきをすすめるのです。

 

完全に気づいていることができるとき、真我、自己になるのです。』とある。

 

自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、何事にも上手くいかなくなってしまう。

 

悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。

 

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

 

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

 

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

 

外側の変化する物事を追いかけるのではなく、変化しない物事に対して、どのように内側が反応するかをモニターしていくことで、いろいろな気づきが生じて、自己の成長につなげることができる。

 

そのような意味で、「ルーティン」はとても重要と言える。

 

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていけるのだね。

 

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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