深いレベルから自分を浄化する

ヨグマタ相川圭子著シッダーマスターが示す悟りへの道頁275に、『サマディ瞑想は、瞑想の中でも、もとの自分に戻ることがとっても楽に、自然にできる瞑想法です。

サマディ瞑想によって、心をリラックスさせ、深いレベルから自分をどんどん浄化し、溜まった垢を取り除き、すべての引っかかりをなくしていくのです。

自分の中に執着がある限り、どうしてもそこに力が入ります。

そのため、必要以上にがんばろうとしてしまいがちです。

思い入れが強ければ強いほど、そこには疑いが入っていたり、余計な知識が入り過ぎていたりするものです。

すると、そこが団子のように固まって、怪物化していくことにもなりかねません。

人は心のレベルで生きています。

それは、良いとか悪いとか、好きとか嫌いとか、プラスとかマイナスのエネルギーが常にあるということです。

マイナスのエネルギーが強く働き、マイナスのほうにぐっと引っ張られると、そちらに深く落ち込んでしまい、鬱になったり、過ちを犯しかねません。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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