海のような無限の静けさと愛がある

ヨグマタ相川圭子著心がとけると愛になる頁14に、『心をよく見ていきますと、欲望や苦しみのいっぱいになった心が、あたかも波立つ海と化しています。

しかし、私たちの心や体の奥深くには、海のような無限の静けさと愛があります。

すべてのものは、その静けさから生み出されていきます。

そこには大きな生命の力があり、神秘の力があります。

限りない神秘の力は、人々に深い気づきをもたらし、すべての苦しみを溶かしていきます。そして、私たちを純粋で幸福そのものの姿に変えるものです。

それは、もとに戻らない変わり方をもたらすも、つまりあなたを変容させ、さらに心身を超えさせてくれるのです。

しかし、あなたは、そんなことが簡単にできるはずはない、と思われたのではないでしょうか。

ふつうに考えればその通りなのですが、それは、ある実践によって可能になります。

それが本書で紹介するヒマラヤの恩恵、ヒマラヤ・シッダー秘教の教えです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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