ヨグマタ 相川圭子 著 成功の源泉 頁59〜60に、『目という機能を通してみるということは、感覚で見るということであり、そして心で見るということです。
心のいろいろなフィルターを通して、目で見ているわけです。
そのフィルターをきれいにしたら、ただ本当に見るということが起きるのです。
それが、意識で見るということです。ヒマラヤ秘教の教えには、感覚を浄めるという修行があります。
そのためには心を浄めることが大切です。
また、体も浄めます。
さまざまな秘法の修行をして浄めていきます。
心が浄めまっても、なおその心とともにいます。
さらに心に影響されない人になるには、意識を進化させていくのです。
これまで縛られてきた価値観とか、さまよう心を浄化して、そこに執着がなくなったら、離れることができます。
そして、本当にただ見るということが起きるのです。
目で見ているときには、私はこれが好きだとか感情が生まれますが、それが好きであっても嫌いであっても、その思いにとらわれないことが大切なのです。
そうはいっても、頭ではわかっても、心の働きから離れることは実際にはなかなかできません。
それには、ヒマラヤ秘教の秘法でしっかりと自分のカルマを浄め、心を空っぽにするのです。
また内なるよいエネルギーと神秘の力を目覚めさせていくのがよいのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体か捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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