本来の純粋な姿に戻る - 宇宙即我日記

ヨグマタ相川圭子著成功の源泉頁106〜107に、『世間ではいろいろな瞑想があるようですが、瞑想は簡単に起きるものではありません。

なぜなら人は何生も何生も心を使ってきて、その働きとともにあり、そこから外れることができないからです。

心はつねにああだこうだと考えています。

そして純粋な魂を、心の層が厚く覆っている状態なのです。

ただ座ったからといって、あるいはなにかのテクニックを使った瞑想をしたからといっても、そのテクニックの瞑想法は心の働きであり、そこから外れることはできないのです。

そして、その瞑想のパワーをセルフィッシュな欲望のために使っていくと、最終的には災いを受けることになるのです。

エゴがより肥大してバランスがとれなくなるので、気をつけなければなりません。

瞑想は本来、単にリラックスのためにおこなうものではなく、真理を悟っていくための修行法です。

人間の体と心の奥深くに創造の源があります。

そこの、本来の純粋な姿に戻るのが悟りへの道です。

そのプロセスで、いろいろな解放と小さな悟りがあるのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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