ヨグマタ 相川圭子 著 成功の源泉 頁164〜165に、『魂を曇らせているのは心です。その心には、行為の結果の記憶であるカルマが蓄積されています。
本来、心に蓄積したカルマは浄めることができないのですが、ヒマラヤ聖者との出会いと、ヒマラヤ秘教の教え、そしてヒマラヤシッダー瞑想で浄めていくことができます。
それには手順があります。
まずシッダーディクシャという、高次元のエネルギーの伝授をいただき、浄めたところで、マントラをいただきます。
すると、それが生きた波動となって、あなたの中で瞑想を起こしていくのです。
マントラの聖なる高次元の波動をいただいて、高次元の存在につながっていくようになりますから、安らぎをいただき、充電をさせていただけるのです。
また、マントラは聖なるエネルギーをつくり出し、その波動で心を浄化しますから、心から離れることができます。
その結果、客観的に物事を見ることができるようになります。
人は、今までは自動的に心につながっていたので、それを切り離すには、高次元のエネルギーが必要なのです。
ヒマラヤの聖者との出会いで、ディクシャを受けて、高次元のエネルギーで浄め、正しい方向性がつけられて、はじめて瞑想をスタートすることができます。
そうでないと瞑想は危険なのです。
潜在意識が目覚めると、外に向かってエネルギーが解放されはじめます。
もし、ガイドや高次元の純粋なエネルギーにつながっていないと、その目覚めたエゴのエネルギーがいろいろな同じクオリティのものを引き寄せて、さらに大きなカルマを積んだり、そのエネルギーに翻弄されることになるのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えて、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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