自分の感覚や心に翻弄されている

ヨグマタ相川圭子著成功の源泉頁166に、『人には体と心があり、体の細胞はつねに生成と死滅を繰り返して生きています。

ヒマラヤの聖者は、あなたの体と心がどうしたら平和になり、パワフルになって生きていくことができるかをガイドできます。

なぜんなら、真理を深く悟ったからです。

ヒマラヤの聖者は、この体をつくった創造主に出会うことで、生命の神秘を解き明かすことができたのです。

ですから、どう心を使ったらいいのかガイドできるのです。

心の働きは、自分ではわかっているつもりでも、実のところ、わかっていません。

みんな、自分の感覚や心に翻弄されて生きているのです。

感覚や心で感じたものに感動したり、恐れたり、ほしがったり、嫌ったりと、いろいろに反応しています。

そうした心は、働きすぎたり、働かなったり、選択を間違えたりしています。

みんな、人生で使いつづけてきた心の癖に翻弄されているのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのはなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やいり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようなっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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