ほかの人と比較しない - 宇宙即我日記

ヨグマタ相川圭子著成功の源泉頁254～255に、『「私にはかなわない人がいるのです。

どうしたらいいでしょうか」という質問を受けたことがあります。

そんなふうに、自分はあの人にかなわない、などと思うのではなく、自分のよいところをほめ、それをしっかりと伸ばして、人と比較しない、ということが大切です。

相手の人は努力の成果として、いいものを持っているというわけですから、そういう人に対しては敬意を払いながら、接していけばよいのです。

また、その人のカルマで、先天的にいいのかもしません。

ですから、その人から、なにか学ぶこともあるはずです。

相手と自分とを比較するのではなく、相手を尊重して賞賛していくということが大切なのです。

自分を信じていると、相手と分野が違ったり、環境が違ったりして、相手と同じ土俵に立つようなことにはならないはずです。

ですから、かなわないと思う必要はないのです。

自分には自分のよいところがあると思って、自分のよいところを見つめて、それを伸ばしていくようにしていくことが大切です。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなって、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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