ヨグマタ 相川圭子 著 希望実現の真理 頁101~102に、『いくら正しい価値観で見るといっても、時代によって、場所によって、そして人によって異なります。
ですから、いくらその人が正しいと思っても、その価値観で見るということは、心の思い込みであり、色眼鏡をつけて見ていると同じなのです。
そして、早とちりをしたり、誤解をしたり、先入観で人をジャッジしてしまうことになります。
とらわれのない、無心の心で見ることによってこそ、正しい判断ができるのです。
そして平和な心になるのです。
ですから心身を浄められなければ、正しく見ることはできないのです。
心を浄めて、はじめて正しく見ることができます。
意識を覚醒させて、いろいろな心が湧いてきても、そうした心を排除して、今にいて、無心で見るようにするのです。
この両方の修行ができるとよいのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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