エゴを外し執着を外していく

ヨグマタ相川圭子著希望実現の真理頁152〜153に、『人は、自分が心だと思い、そして自分の心の思いに従って生きています。

心は欲しいものを望み、手に入れるとまた次のものに興味を持ちます。

つねに変化して落ち着きがないのです。

さらに、物の流行りすたりにも影響されます。

物に満たされた昨今は、住まいはみんなシェアしたい、という人たちも少なくありません。

ところが、物欲や所有欲は乏しくても、ほめてもらいたいといった欲はあるのです。

そういう精神的な欲望、心の欲望が満たされていないのです。

なにかが寂しいのです。

しかし愛を知らず、いまだ自己が開発されていないので、自分から愛するのではなく、他人から愛されたいと願っているのです。

物欲や所有欲はなくても、内側から精神的に満たされていない人は、いつまでも外側からの愛を望むのではなく、自分から人を愛していかなければなりません。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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