ヨグマタ 相川圭子 著 希望実現の真理 頁165〜166に、『ヒマラヤ秘教の、ヒマラヤ聖者からのマントラは、究極のサマディから生まれたものであり、それはみなさんを内側深くに導いていく力があります。
そのマントラを唱えると自然に瞑想になっていきますから、がんばる必要はないのです。
マントラには、その波動自体がエネルギーのセンターを浄め、パワーを創り出して、内側を清める力があります。
それは尊い存在の波動なのです。
「南無妙法蓮華経」と唱えている人もいるようですが、これは「妙法蓮華経(法華経)というお経に帰依します」と述べている言葉になると思います。
ヒマラヤ秘教のマントラは、源の永遠の世界に入っていくものです。
それぞれの音が、働きのある源の波動であり、霊妙なる「音霊」なのです。
そして、マントラは各自に秘密に伝えられるものであり、公開されていないのでパワフルなのです。
尊い秘教の儀式で、シッダーマスターによってカルマが浄められて、深い静寂になったときに伝授される、秘伝のものなのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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