ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁159に、『いまあるものに満足する、感謝するという教えです。
多くの人は、すべて恵まれていることに感謝せず、依存するものをかき集めようとしてます。
不足や不平不満を唱えるのではなく、感謝することに気持ちをシフトしましょう。
そうすれば「満ち足りた気持ち=満足」が自然と内側から湧いてきます。
見えること、話ができること、歩けること、そんな当たり前なことが尊いのです。
機能していることに感謝するのです。
瞑想をすると、目には見えない尊いものがあることがわかり、生かされているとわかります。
人格的に深みのある人になってくるのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の総根や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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