ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁212に、『体と心を構成する「空」は、体内のすき間です。
このすき間があることで、自在に体を動かせます。
「風」は呼吸によって気(プラーナ)を全身に回す役割をします。
「火」は食べた物を燃やし、消化や新陳代謝などを助けます。
つまり固体を燃やし、見えないエネルギー体に変換します。
「水」は体液や血液です。
全身を巡り、潤いや柔らかさをもたらします。
そして、「土」は肉体そのものを構成しています。
5つの元素は各体にそれぞれセンターがあり、チャクラと呼ばれます。
そのセンターからの各種ヒマラヤシッダー瞑想秘法や祝福で進化し、瞑想が深まり覚醒していきます。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重くるしさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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