ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁219に、『心の曇りをとり、その奥にあるものに出会っていくのです。
心は自己なのか、体は自己なのかと、気づきを得、最後に自己(セルフ)を悟るのです。
体と心の中にはさまざまな働きがあります。
それらに気づき、さらに深く理解して体と心を超えていくのです。
自己(セルフ)を知ることが、人生の目的です。
それがわからないと無知のまま生きていくことになります。
心にコントロールされ、欲望にコントロールされているというのは、あなたの命をすり減らし、執着をつくっていることで、欲望の方向に翻弄され、真理とは逆の方向に連れていかれることになるのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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