ヨグマタ 相川圭子 著 幸福が満ちる愛のことば 頁135に、『ヒマラヤ秘教の教えは、無限の愛と智慧とパワーが出る回路を発達させます。
さらに、源の存在につながることで、まわりの人たちも尊い恩恵を受けられます。
それは執着を浄化し、人間関係へのこだわりを薄くします。
縁が薄くなるのです。
縁が薄いとは薄情なことではありません。
エゴやこだわりは消えても、高次元の存在との深く大きな愛でみんながつながります。
そうすれば家族も人間関係も、物との関係も、ほどよい距離感になります。
魂と魂のさわやかな関係が結ばれます。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我に自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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