心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ」の頁54『「彼岸」というのは、天国でありユートピアである。
何ものにもとらわれない、自由自在の世界である。
「世俗」とは、欲の世界である。
迷い・苦しみ・束縛・執着・不自由・成功哲学の世界である。
誰もが「彼岸」に行くことを望んでいる。
幸せになりたいというのは、生きているうちに「彼岸」に行きたいということの現われなのである。
人は、死ななくても、生きているうちに「彼岸」の川を渡ることができるのだ。
全部を手放した時、生きながらにして天国に渡ることができるのだ。
それが、究極の悟りであり、解脱であり、魂の目覚めなのだ。
人は、生きながら、自由自在になることができるのだ。』とある。
人は、生きながら、自由自在になることができるのだね。自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、インプットされたものに囚われて、「こうしなければならない。」「ああしなければならない。」というもので、自分や相手を裁いて、エネルギーを消耗し続けることになる。
視野が狭く偏った物事の捉え方をすることになり、何をやっても上手くいかずに、悩みや苦しみの多い生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
自然に視野が広がり、フラットな状態で物事を捉えることができ、一瞬、一瞬の判断が適切となり、上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多い重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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