ヨグマタ 相川圭子 著 成功の源泉 頁249に、『人に負けるのが嫌だとか、あの人だけには負けたくない、というのはエゴの心、欲の心だと思います。
ですから、そういう自分の有り様が見えたときには、エゴで力みすぎてしまっているな、とわかるはずです。
力むことなく物事を進める人の中には、いつも飄々としていて、すばやく仕上げてしまう人もいます。
エゴややたらがんばっても、効率が上がらず、努力の成果があらわれないものです。
欲の心を外して、無欲になってやらなければ、疲れてしまいます。
瞑想をつづけていくと、心が静寂になり、欲の心を使わなくても、自然に内側からエネルギーが湧いてくるのです。それが真理からのパワーなのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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