物事の捉え方は無限に存在する

心の学校佐藤学長の「図解神のメッセージ3」の頁24『運命も宿命も、変えることは可能である。

宿命というのは、先祖から受け継いだ性格や環境だとしたら、運命は、それらと生きていく過程において訪れる縁によって現れる現象である。

例えば、家業である医者の家系に生まれたから、あるいは男に生まれたから、女に生まれたから、ここから逃げることはできないと、頭の概念では思うが、それの捉え方は実は無限なのである。

男、女を、人間という次元で捉えたら、そこから発想も行動も変わる。

医者を継がなければならない重荷と捉えたらそのようになるが、社会にお役に立つという先祖からの魂を継承して、この世に生かしていくということと捉えたら、生き方が変わってくるのである。

物事の捉え方は無限に存在し、どの次元で捉えるかだけなのである。

真我に覚醒すると、自由なものの見方（観自在）が可能になり、結果として、宿命も運命も変えることができるのである。』とある。

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物事の捉え方は無限に存在し、どの次元で捉えるかだけなのだね。

頭で考えると、どうしても頭にインプットされたものをベースにして物事を捉えるので、有限な偏った物の見方になる。

その発想が不調和を引き起こすことになる。自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、偽我の自分をベースにして物事を捉えるので、これも有限な偏った物の見方になる。

同様にして、この発想も不調和を引き起こすことになる。

頭や偽我の自分では、個体意識からの発想になるので、部分から全体を捉えようとするので、完全なる調和の本当の自分（真我）を理解できないのだね。

だから、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続け、全体そのもの、本当の自分（真我）に気づいていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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