ヨグマタ相川圭子著 宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」 頁221に、『今、一人ひとりが、思いと行為のすべてを浄めていく必要があります。
そして意識を進化させ、思いやりのある社会に成長していかなければなりません。
単に人の行為だけを見て、悪いとジャッジしがちですが、その行為の前提には心の思いがあって、行為へとつながっていきます。
あるいは、思いがあればそれが言葉となります。
イエス・キリストは、誰もの心にも欲望の心があり、それが行為にならまくとも、内側のそうした思いがあるのは、行為をしたと同じなのだと、だから人のことを蔑んだり、ジャッジする資格はないと戒めたのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまう。
視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなる。
悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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