ヨグマタ 相川圭子 著 成功の源泉 頁260~261に、『無心になって、源(本源)に到達するということが瞑想の本質です。
源といえば、物事の成り立ちを考えていくと、この体というのはすべて宇宙の縮図です。
たとえば目から、さまざまなカメラの働きが生まれてきています。
また、自然界では、少なからぬ動物が保護色を持っていて、自分を守っています。
つまり、環境に溶け込むことで、敵の攻撃を防いで自分を守るという、優れた智慧が備わっています。
自然のつくる力というのは、驚嘆するほどです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてき、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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