執着が外れ無心になれる

ヨグマタ相川圭子著瞑想の力頁35に、『瞑想を起こしていくためには、真の対象が大切です。

対象が自然界のものや高次元の尊いものであれば、安らぎをいただきパワーを引き出すことができます。

そのことで、執着が外れ、やがて無心になれるのです。

ちなみに、人物などを対処として、集中していくことをチャネリングといい、その人物と一体になり、そこにはまっていきます。

それをきっかけに、いろいろなエネルギーが憑依することがあります。

それは、その人をコントロールして貪る、強い心の働きとエネルギーです。

これはいわばサイキックの状態であり、ときに病的で危険な状態です。

心は惹かれやすい人格に染まり異常になりますので、こうした訓練はしないほうがよいのです。

そのような何かが目覚めて内なる声を聞いたとしても、それに関わらないようにしなければなりません。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるウようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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