心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁116に、『物事の捉え方は、その人の捉え方である。
この人は良い人、この人は悪い人と捉えているのは、その個人の捉え方に過ぎない。
善い悪いは、その人の心が反映するものであるから、固定的な実態はないのだ。
認めたものが現れるという、心の仕組みがあるだけなのである。
この人は良い人と認めると、その人は良い人になる。
この人は悪い人と捉えたら、その人は悪い人になるのである。
良い人と認めたら、その人の良い部分をどんどん発見することになる。
その発見が、更に、その人は良い人だという確信につながる。
このように、すべては、自分が認めたものが現れる世界なのだ。
心は非常に便利なものなのである。』とある。
善い悪いは、その人の心が反映するものであるから、固定的な実態はないのだね。
固定的な実態はないのだけれど、善い悪いに囚われるのは、心に振り回されているからだね。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、自分の中にある基準(固定観念、価値観、先入観、思い込み、拘りなど)に強く囚われてしまって、そこからでの発想しかできなくなってしまう。
心の中が想念や妄想で一杯になり、それに振り回されることで、エネルギーを消耗する生き方になってしまう。
エネルギーが下がると、どうしてもネガティブな思考にはまってしまうね。
その結果として、目の前には、そのネガティブなものが現れるのだね。
では、どうしたら良いのだろうか?
偽我の自分に意識を向けるのではなく、本当の自分(真我)に意識を向けることだね。
本当の自分(真我)とは、誰もに内在する究極の全体意識で、愛そのもののエネルギーになる。
生きているのだから、誰もが真我のエネルギーで生かされているのだから、そこに意識を向け続け、それを感じる。
なかなか感じることができないのは、頭に偏った生き方が体に染み付いてしまっているからだね。
それでも、本当の自分(真我)に意識を向け続けることで、それを感じることができるようになり、宇宙に生かされていると思えるようになるね。
そのエネルギーが高まる生き方をすることで、人生は喜びに溢れたものになるね。
今日も本当の自分に意識を向け続ける。
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