心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁94『人間は、少なからず、自分の損得や都合で物事を考えて、行動をする。
これは、自分の脳が考えたことを最優先にしているということである。
脳を創った大いなる宇宙の法則を無視して、欲やエゴだけで動くと、矛盾や不調和が発生する。
一見、欲求が満たされてよいように見えるが、自分ひとりのエゴが満たされただけであって、周囲との不和が発生している可能性があるのである。
心の世界はつながっているので、そのような行動は天に唾をするようなものである。
巡り巡って、子孫にそのツケが回ることにもなる。
これは、天の蔵に借金をしているようなものだ。
そうではなく、天の蔵に貯金をすると、不安のない自動的に選ばれていく人生を生きることができる。
そして、貯金したものは思わぬ場面で帰ってくる。
貯金されるのは、真我から出てくる感謝や愛や、生かされている喜びの心での行動であり、それは宇宙の意に沿っているものであるから、必要な時に必要なものが用意されるのである。
喜びの心が引き寄せるのは喜びの現象なのである。
それは、脳の世界で考えたものなど及びもつかないほどの完璧なタイミングでやってくる。
肉体の命が無くなったとしても、やはりこの貯金も子孫に回ってくることになる。
天の蔵への貯金とは、宇宙の法則に従って生きるということである。』とある。
脳を創った大いなる宇宙の法則を無視して、欲やエゴだけで動くと、矛盾や不調和が発生するのだね。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、肉体という個体をベースにして、インプットされた基準(固定観念、価値観、先入観、思い込み、拘りなど)によって判断するので、どうしても欲やエゴだけで動くことになる。
そのため、矛盾や不調和が発生するので、悩みや苦しみの多い人生となってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、エネルギーの消耗が無くなってくる。
逆に、想念や妄想を強めることは、エネルギーを消耗させることになり、とても危険なのだね。
エネルギーの消耗が無くなってくると、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、とても楽な状態になり、これが極楽なんだと思えてくる。
その状態から物事を捉えると、ニュートラルで偏りが無くなるので、一瞬、一瞬の判断が適切なものとなり、上手くいくようになっていくのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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