心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ3」の頁120『真理の受け止め方の二つ目は、真理という知識を、自分の価値観と並列に頭に置くパターンである。
価値観は価値観、真理は真理という知識で分離をするパターンである。
真我であるという心理は、頭で理解できるものではなく、また知識でもない。
万人に平等の宇宙の法則である。
宇宙の法則の上に生かされている私たちに、脳があり、その中に価値観や考えがある。
もともと、比較できるレベルにないものなのである。
しかしながら、人間は、まず頭で受け入れてしまうので、真理も一つの知識、考え方として捉えてしまう。
真理を一つの価値観として、そのような価値観もあるのだと、自分の価値観と並べて置いてしまうのである。』とある。
宇宙の法則の上に生かされている私たちに、脳があり、その中に価値観や考えがあるのだね。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、自分は自分で生きているとの思いが強くなっていて、インプットされた基準(固定観念、価値観、先入観、思い込み、拘りなど)に囚われから抜け出すことができない。
そのため、「こうすべきなのに・・・」「ああすべきなのに・・・」などと、自分や相手を裁き続け、エネルギーを消耗して疲れてしまい、悩みや苦しみの多い生き方になってしまう。
目の前の現象に振り回されるのは、テレビや映画を夢中になって観ていて、主人公になりきってハマってしまことで、疲れてしまう感じになっているからになる。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄み切ってくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側がエネルギーで満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、目の前の現象に、とてもフラットな状態で、一瞬、一瞬の判断が適切なものとなり、上手くいくようになっていくのだね。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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