すべてを生み出す源に出会う

ヨグマタ相川圭子著心がとけると愛になる頁22～23に、『たとえば、朝起きて、今日は何を着ていこうかなどと迷ったら、「あっ、それもひとつのこだわりなのだ」と気づいていくのです。

するとさらに直感が働き、今度は迷わなくなります。

そうした小さな悟りを日々重ねていくと、あるとき、ヒマラヤ・シッダー秘教の階段を追った各種瞑想が、あなたを深い瞑想の世界にいざないます。

そして深い海のような静けさのなかの、すべてを生み出す源である、「ほんとうの自分」に出会うことができるのです。

「本当の自分」に出会ったあなたは、人生がどんなに荒海になろと、飄々と泳いで生きていくことができるようになるでしょう。

それは、じつにクオリティの高い愛の体験なのです。

それがあなた自身の中にたしかにあるのに、それに気づかずに一生を終えてしまうのは、ほんとうにもったいないことではないでしょうか。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。

悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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