本質の自分に出会っていく

ヨグマタ相川圭子著成功の源泉頁134に、『人間は、ただ食べて、寝ることのために生きているのではありません。

また、自分の欲望を満たすために、ほしいものを手に入れるために生きているのでもありません。

意識を進化させていき、本質の自分に出会っていくということが、人生では大切なことなのです。

心はたえず変化しています。

そしてカルマという行為の記憶を心に刻んでいきます。

肉体も、生まれてからどんどん成長していきます。

しかし、成長は止まり、老化して、いつか死んでいきます。

ところがみなさんは、消えゆくものを信じ、形が変わっていくものを信じているのです。

それらは不変のものと思い込もうとしているのです。

そして、それらがつねに自分の手元にあるものと錯覚しているのです。』とある。

自分が自分だと思い込んでしまっている自分（偽我）に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。

そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分（真我）に意識を向け続けることになる。

やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。

エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。

豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。

悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。

今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。

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