ヨグマタ 相川圭子 著 希望実現の真理 頁177~178に、『人はプラクリティというすべての物質の元からできており、それがさまざまに展開していろいろな性質と物質を構成し、体ができたのです。
そして、それは変化し、やがて消えていく死ぬ存在です。
もちろん、それを浄めて機能をよくして、またバランスをとり、いたずらに興奮しないで、静寂になり、その汚れを浄化すれば、いつまでも若々しくいられます。
プラーナも十分供給されて若返ります。
いつもストレスでイライラしたり、働きすぎたり、悩みすぎると老け込むのですが、心が静寂になり、ゆったりとして楽に生きられれば、健康でいられるのです。
さらに、そうした体と心を磨くとともに、それを動かし生かしている死なない存在があります。
その永遠の存在、永遠の命の存在を悟っていくこと、それを目指すこと、それが究極のサマディなのです。
それを知ったとき、不死になるというのです。
心に振り回されないで、永遠の静寂にあり、苦しみがなく、そこから戻って愛を使って生きることで、喜びをもって生きられる。
そうしたことを目指すのが、永遠の命をいただく生き方なのです。
心と体を浄化してサマディに近づくことで、そこからのパワーをいただき、智恵をいただいて、ストレスがなく、長生きができ、幸せな生き方ができるのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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