ヨグマタ 相川圭子 著 心を手放す 頁211~212に、『私たちはこの世界にどうして生きているのでしょうか。
それは本当の自分に会うためです。
本当の自分に還るためです。
そのためにこの心と体をどのように扱ったらいいのか、その答えを探しています。
その答えを知っているのがヒマラヤの聖者たちです。
自分の内側を旅して内面を浄め、その源の存在に出会っていく修行をしたわけです。
自然を尊敬し、自然とともに調和して生きる道を実践しています。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットしたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかず、悩みや苦しみの多い重苦しい生き方になってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然い視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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